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郵便局風景印

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風景印

郵便物が差し出されたとき、切手などの使用済みを示すために消印が押されますが、通常私たちが目にする消印のほかに、観光地や特産物などが描かれた特別な消印が用意されている郵便局があります。このような消印は風景印と呼ばれています。日本では、約1/4の郵便局に風景印があり、観光地から絵葉書などを差し出すとき、郵便局に風景印を押印してもらうよう依頼すると、その地ならではのお便りが、より一層引き立ちます。

風景印を専門に集めているコレクターも多く、日本の風景印をすべて収集すると10,000種類以上にもなります。

右は、中禅寺湖が描かれた中禅寺郵便局(栃木)、 浅草寺が描かれた雷門郵便局(東京)、乗鞍山が描かれた乗鞍山頂郵便局(岐阜)、坂本龍馬像が描かれた龍馬郵便局(高知)の風景印です。郵便局の局名も観光地にふさわしい名称です。

中禅寺 雷門
中禅寺 雷門
乗鞍山頂 龍馬
乗鞍山頂 龍馬

小型印

風景印は郵便局が開いている時間ならいつでも押してもらうことができますが、このほかに期間限定で記念の消印が用意されることがあります。風景印よりひとまわりサイズが小さいので小型印と呼ばれています。

郵便局のほか、お祭りなどでは会場内特設の出張所で押してもらえることもあります。

右は、御柱祭(下諏訪郵便局)、 平城遷都1300年祭「せんとくん」(奈良県庁内郵便局)、成田スカイアクセス開業(成田国際空港第一旅客ビル内郵便局)、上野パンダ来園記念(上野郵便局)の小型印です。

下諏訪 奈良県庁内
御柱祭 平城遷都1300年祭
成田国際空港第一旅客ビル内 上野
成田スカイアクセス開業 上野パンダ来園記念

特殊印

記念切手が発行される際、それに合わせて特別な消印が用意されることがあります。これは特殊印、あるいは特印などと呼ばれています。

記念切手の発売日に、封筒に記念切手を貼って、それに合わせた特殊印を押したものは、初日カバー(FDC)と呼ばれています。

右は、地上テレビ放送の完全デジタル化「地デジカ」(横浜支店)、 南極条約発効50周年(さいたま中央郵便局)、日本国際切手展2011(横浜支店)、東日本大震災寄附金付(さいたま中央郵便局)の特殊印です。尚、特殊印が用意されているのは大きな支店や郵便局のみです。どの郵便局でも押してもらえるわけではありません。

横浜 さいたま中央
地上テレビ放送の完全デジタル化 南極条約発効50周年
横浜 さいたま中央
日本国際切手展2011 東日本大震災寄附金付
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