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ここにもプリウス_ドライブのすすめ

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クルマでどこに行ったか、それは楽しかったかが本当のクルマの価値かもしれません。

クルマでなければ行けないところは確かにあります。そんなところを紹介します。

ここにもプリウス_ドライブのすすめ



岡崎 桜_愛知県岡崎市

2013年。岡崎公園の桜は満開、駐車場は満車でかなり離れた公園にとめたのですが、ここの桜もきれいに満開でした。

桜とクルマのコラボは、偶然が必要です。有名な桜でコラボを実現しようとすると、大概は迷惑です。今回も、係員に誘導されたのがたまたまこの位置で、偶然のショットです。プリウスも12年目。今年車検ということから、桜とのコラボは今シーズンが最後の可能性が高いです。プリウスにとっては最後の桜となるわけで、儚いさびしさがあります。

岡崎 桜

本栖湖_山梨県富士河口湖町

2008年。旧上九一色村の本栖湖です。旧五千円札に描かれている富士山と同じ位置なので、「五千円札の富士」と呼ばれています。ここは、道も立派で行くことは簡単です。しかし、晴れることはそう簡単ではありません。

富士山がきれいに見えるには、通常の晴れというより、快晴に近い必要があります。この日も雲はありますが、なんとか旧五千円札に近い風景になっています。ちなみに旧五百円札にも富士山が描かれていて、大月市の雁ケ腹摺山から見た富士山です。ここも途中の大峠まではクルマで行けます。

本栖湖

新湯林道_群馬県草津町

2007年。群馬県の野反湖と四万温泉を結ぶ林道ですが、未舗装で道も荒れているので、観光道路としては利用できません。プリウスで通り抜けしたこともありません。野反湖パークランド和光原という別荘地の近くです。

かなり長い直線のダートで、二輪の方には有名なところのようです。ダート走行を楽しんでいる方も見かけました。しかし、四輪で来る人は珍しいかもしれません。電柱もあって、開放感もちょっと乏しいですが、こんな道も日本にあるのだなということ、よくわかります。

新湯林道

魚沼スカイライン_新潟県南魚沼市

2006年。米どころ新潟の魚沼丘陵を眺めながら走ることができる、魚沼スカイラインです。夏にのんびり走るには問題ない道です。

日本らしい風景で、日本のおいしいお米は、このようなところでつくられていることがよくわかります。3年に1回、この付近では「越後妻有アートトリエンナーレ」も開催されており、ドライブをしながら現代美術を楽しむことができます。このトリエンナーレは、自然に現地の方とお話しする機会も多く、これが楽しみでもあります。

魚沼スカイライン

天丸トンネル_群馬県上野村

2006年。群馬県上野村と埼玉県秩父市(旧大滝村)を結ぶ林道のトンネルです。御巣鷹の尾根ではなく、中里寄りから南に入る道です。標識もほとんどなく、普通は気づかれません。

立派なトンネルですが、この両側は未舗装で、特に埼玉県側は荒れています。天気の良いときしか通れません。通るクルマはほとんどなく、無駄なトンネルと云われていますが、将来はきっと前後も含めて便利になるのでしょう。普段の運転に飽きたときには気分転換になります。

天丸トンネル

白根開善学校付近_群馬県草津町

2006年。群馬県には国道や県道から離れた、謎の多い道がたくさんあります。この道も地図の上ではなぜか直線の道がぽつりとあったので、新湯林道と同じような未舗装直線かなと思ったのですが、立派な舗装道でした。

このままどこかに行けたらいいのですが、草津方面から新潟に抜ける道はありません。尾瀬とともに、このエリアは道路の空白地帯です。

白根開善学校付近

九十九里浜_千葉県蓮沼村

2005年。九十九里浜は、名前のとおり長い砂浜ですが、海岸の浸食も懸念されています。しかし、このようにクルマで入っていける海岸もあります。この先は、果てしなく海です。

砂浜を走ることができる道は日本にも石川県にありますが、私はまだ行ったことがありません。しかし、九十九里浜は、この先の陸地はきっとアメリカという場所です。ここにクルマをとめて眺めると、日本が海洋国家であることがわかります。この先はどうやってもクルマでは行けません。

九十九里浜

笹子隧道_山梨県大月市

2003年。甲州街道、国道20号の旧道です。県道212号線として、現在もちゃんと整備されています。全長240m。1938年開通です。廃道になっていない道路トンネルとしては、かなり古いほうだと思います。

普段はトラックとともに、長いトンネルを通っていますが、紅葉シーズンなどはのんびり景色を楽しみながら旧道もよいかもと思って通ってみました。道は細くカーブは多いですが、完全舗装で、路面はしっかりしています。今と違って、トンネル入口のデザインがいろいろあって、近代化遺産のような雰囲気があります。

笹子隧道

山伏_山梨県早川町

2003年。山梨県の身延、早川からひたすら林道をのぼって、静岡市の井川に抜ける道の峠です。普通に見えますが、標高は2,000mあります。当時、山梨側は未舗装も一部ありましたが、現在は舗装されているようです。道幅は細く、気象条件により通行止が多くあります。

とにかく長いので、努力をして通り抜けたという達成感はあります。途中の硯島というところは、名前のとおり硯石を産出します。その関係もあって、けっこう林道の奥まで住宅があります。この先静岡側も、細い道が延々と続きます。一度は通ってみることをおすすめします。

山伏

湯之奥猪之頭トンネル_静岡県富士宮市

2003年。山梨県の下部温泉の温泉街をひたすら奥に行くと、行き止まりと思いきや、そこから延々と林道がつづいています。林道は基本的に通過ではなく林業目的なので、ひたすら蛇行しながら進みます。ですので、距離の割に走りごたえがあります。

このような山道の林道は、気象条件のよい時しか通れません。1回目に行ったときは、途中で大雨になり、通行止にはなりませんでしたが、大事をとって引き返しました。これは2回目でようやく完走したときの写真です。道を楽しむには、引き返す気持ちも持っていることが大切です。

湯之奥猪之頭トンネル

信越線碓氷峠_群馬県松井田町

2003年。国道18号線、碓氷峠の旧道から、旧信越線の橋梁を見ることができます。鉄道文化遺産です。レンガ造りのきれいなアーチは、今はなかなか見かけることがなく、歴史上のきれいな構造物として貴重です。

道路は、国道18号線碓氷バイパス(入山峠、旧有料道路)ができ、さらに上信越道ができたため、旧旧道となっています。鉄道も信越線が新線になり、さらに北陸(長野)新幹線ができたため、旧旧線となっています。鉄道と違い、道路は使われつづけています。これが道の魅力でもあります。

信越線碓氷峠

井川大橋_静岡県静岡市葵区

2002年。クルマが通っていいような感じの橋ではありませんが、2tまでなら一般車も通れます。ただし、対岸側で細い道を直角に曲がる必要があり、このプリウスでも相当苦労しました。対岸側は少し行くと未舗装になっていました。

吊り橋といえば、明石海峡大橋のような大きなものか、観光目的などの歩行者用のものが思い浮かびますが、これは、歩行者用のものにクルマを通している感じです。面白さとしてはダントツかもしれません。

井川大橋

乗鞍岳畳平_岐阜県高山市

2001年。日本で最も標高が高い道路、乗鞍スカイライン/乗鞍エコーラインの畳平駐車場です。標高2702m。このおかげで乗鞍岳には簡単に登山できます。2003年からマイカー規制により一般車は通行できなくなっています。

この写真は過去のものです。マイカー規制となった今では、乗鞍岳ドライブの経験は貴重なんです。2002年に、翌年からのマイカー規制が発表されたため、その年の夏は連日大渋滞でした。晴れてて、駐車場にも空きがあるこの写真は、2001年のものです。

乗鞍岳山頂にはマイカー規制後、2008年にバスで畳平に行って登りました。残雪がありましたが、体力がなくても登れる3000mは貴重です。

乗鞍岳畳平

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